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学校用務業務従事者集合研修を実施しました

投稿日:2016/04/23 最終更新日時:2019/10/01 カテゴリー:お知らせ

学校用務業務従事者集合研修を、東京会場と滋賀県大津会場の2か所で実施しました。

当社は、東京都杉並区・江東区・大田区、滋賀県大津市から、小・中学校27か所、幼稚園2か所の、合わせて29校・園の用務業務を受託しています。

学校用務業務は、環境整備業務、施設維持管理業務、校務・庶務業務、学校安全対策業務を通じて、園児・児童・生徒・教職員・関係者の皆様に清潔(衛生的)で快適な環境をご提供しています。
今回は、『安全』と『快適環境のご提供』を中心に、2つの会場で集合研修を実施しましたのでご紹介します。

 

◆東京会場(江東区亀戸研修センター)

4月23日、江東区亀戸研修センターで杉並区、江東区、大田区の3区の用務業務従事者が一堂に会し、万一の場合を想定しての「普通救命講習」と快適な環境をご提供するための「清掃実技研修」を中心に実施しました。

普通救命講習は、公益財団法人東京防災救急協会に依頼して、心肺蘇生法、AEDの取り扱い、負傷部位ごとの止血法などを学びました。
万一の場合、講習であっても経験が有ると無いとでは雲泥の差になることから、参加者は本番さながら真剣に取り組んでいました。
清掃実技研修では、衛生的で快適な環境をご提供するための資機材の選び方から適切な使い方、効率的かつお客様にご負担をお掛けしない作業方法を学びました。

3つの区の学校用務業務従事者が一堂に会したのは今回が初めてで、区によっての違いや学校の特殊性(特徴)、用務業務作業の進め方など、有意義な意見交換や情報共有もでき、より一層質の高いサービスをご提供することができそうです。

 

◆大津会場(大津市勤労福祉センター)

大津会場では、実技研修(個別)・座学研修(集合)・実技研修(集合)3回に分けて実施しまし た。

●実技研修(個別)

実技研修は、4月25日から4月28日までの4日間、各学校・園を訪問して実施しました。資機材(色分けタオル、色分け手袋、洗剤)の使用方法をはじめ、衛生陶器や洗面台などトイレの清掃方法を中心に実技研修を実施しました。
当社が学校用務員業務を受託する前までは、資機材や作業方法などが統一されていなかったことから、学校間で品質にバラつきがあったかもしれませんが、これからは作業品質が統一され、さらに各学校に適した作業方法が実現します。

●座学研修(集合)

座学研修は、5月14日に大津市勤労福祉センターの会議室をお借りして実施しました。参加者は16名、市内11の学校・園の従事者が顔を合わせるのが初めてだったことから、まずは自己紹介からスタートしました。
研修のカリキュラムはつぎのとおりです。
・学校用務員業務(請負業務)の進め方
・コミュニケーション
・清掃業務の基礎知識
・個人情報保護
・警備研修基礎編

●実技研修(集合)

集合実技研修は、7月30日、和邇小学校をお借りして実施しました。清掃の基礎の復習、薬品の使用に関するリスクアセスメントについて学んだあと、資機材の取扱いから、廊下・階段などの拭き掃き、トイレ清掃(尿石除去を含む全般)など実技の研修を実施しました。
専用の資機材や薬品の使用方法、場所ごとに異なる清掃方法など、初めて経験する従事者も多く、真剣な中にも和気藹々の雰囲気で楽しく受講していました。